家電製品は万単位で高額なものが多く、使い捨ての消耗品と違い一度購入したら何年も大事に使っていかなければなりません。
値段が安いから……といって安さだけで選び、買ってから「あ~失敗したな~少々高くてもあっちにしておけば良かった」……と思ってもすぐに買い替える余裕がないのが現実です。
ですから使い勝手の良いものを選んで「これを買って良かった!」と思えるものを購入するのが上手な買い方ですよね。
だからといって何でも高額商品を買えばいいか……といえばそうでもありません。
高額商品には自分にとって必要のない機能が余計に付いてお高くなっている商品が多いのも事実だからです。
特にモデルチェンジをした新製品には、よくこの必要のない機能を付けて値段を釣り上げている物が多いです。
万単位になるでしょうから、できるだけ良いものを安く購入したいのも事実です。
だからといって量販店のスタッフにこれでもか……というくらい値引き交渉をしても、決まっている分だけのポイント還元か値引きしかしてくれません。
しかし家電選びの賢い購入方法を知っていれば、得する買い方もあります。
家電選びに失敗しないで自分にあった家電を賢くお安く購入する方法を追求していきましょう。
家電選びの方法
1,ネット検索でどんな商品があるのか見ておく
まずみなさんは家電を購入しなければならなくなったときどうしますか?
そう! 家電量販店に行きますよね!
でも……ちょっと待ってください!
行く前に買いたい商品をネットで検索して、どんなものがいくらくらいであるのか……大まかで構いませんので、まずは下調べをしておいた方が良いでしょう。
口コミサイトやレビューサイトを見るのも良いですが、専門的に書いてあるサイトを見て下調べをしておきましょう。
しかしネットで見ただけではどれも同じように見えるし、機能性の優劣もよくわからないと思います。
この中から自分に最適なものをひとつ選ぶのは至難の業です。
でも、この段階ではこのレベルで構いません。ザックリとどんなものがいくらくらいか……だけ把握しておくのとしてないのでは量販店に行ったときに差が出ます。
2,家電量販店に行く
量販店に行っても電化製品がズラリと並んでいて、どれも見た目が似ているし、機能の差もよくわからないのは同じことです。
でもネットで見るよりも実際の商品を手にとって何点か気に入った商品を見比べることができます。
すべての商品に機能や製品のサイズなどがそれぞれ同じフォーマットのPOPで表示されているので見比べやすいです。
掃除機は運転音の大きさや重さ、手に持った感覚、ゴミ捨ての仕方など確認することができます。
テレビなんかですと同じ4kテレビでもメーカーの違いで映り方が若干違っていたりします。
現物を見ずにネット検索で購入しても良い商品もありますが、テレビなんかは絶対に現物を見比べないとダメです。
ですから家電製品を買うときは、必ず量販店に行って現物を見比べることをおすすめします。
量販店に見に行くのはできれば平日の方が良いでしょう。
土日祝日はけっこうお客さんが入っていてスタッフの方も大忙しですので、ゆっくりと商品の説明をしていられる状況ではありません。
平日ならば「もう説明はいいよ~」と思うくらいゆっくりと付き添ってくれます。
しかしここで注意しなければならないのが、量販店スタッフがすすめる商品を鵜呑みにしない……ということです。
家電量販店の店員さんにはそのお店のスタッフと、メーカーから派遣された販売員などがいて、それぞれ自分たちの利益になるものを勧めてくることが多いからです。
ですから量販店スタッフから教えてもらったことは参考までにとどめておきます。
3,冷静に考える時間をおく
欲しいものを見るとすぐにでも買いたくなるはやる気持ちをグッとこらえて、一度冷静なる時間を必ず作るようにします。
なぜならば電化製品を安く購入するには、モデルチェンジ前の型落ち製品が狙い目だからです。
新製品にバージョンアップされている新機能は、実用するにあたってそれほど劇的なものではない場合がほとんどです。ですから新製品に付いている機能が欲しい場合以外は、モデルチェンジ前の型落ち製品で十分な場合が多いのです。
新製品とモデルチェンジ前の違いをスタッフに聞いてみると良いかもしれません。
量販店スタッフの説明をある程度聞くと、何が重要で何が不要な機能かが見えてきます。
そうすると自分はどのくらいのレベルのものを買えばいいか見えてきます。
しかし量販店では、ほとんどが新製品ばかり陳列され、モデルチェンジ前の型落ち製品が陳列されていない場合が多いです。
量販店の店員さんは、その新製品を”あの手この手”で今すぐにでも買わせようとして来ます。
しかしそこで即決して購入してはいけません!
欲しいものがある程度決まったら、すぐにでも買いたい気持ちをグッとこらえて……それらのメーカーのカタログをもらい店頭価格を写メなどで記録しておき、その場で即決して買わず少し検討する時間を設けましょう。
「少し検討します」とか言ってその場をちょっと離れ、ネットでメーカーと商品名で検索します。
4,ネットで購入する
目をつけておいた製品の型番の最安値をネットで検索すると、量販店の店内で陳列されていた新製品が、もっと安いプライスでズラッとヒットしてくるのですが、それよりもさらにモデルチェンジ前の型落ちの在庫商品をかなりお安い価格で見つけることができます。
モデルチェンジ前の型落ちの在庫商品はそこの家電量販店になくても、全国のお店の倉庫に眠っていることがあります。
それを購入するのが一番賢くて安く購入できる方法です。
下のSONY ブラビア65インチTVも量販店店内で陳列されていたときの表示価格は70万円くらいでしたが、モデルチェンジして新商品に変わったあと、その型落ち品となったSONY ブラビア65インチTVをネットで探すと、43万円で購入することができました。
昔から目を付けていた商品がとても安く買えたので大満足です。
洋服や靴などをネットで購入すると、サイズがちょっと合わなかった……とか、色のイメージが少し違った……などということが起こり得ますが、電化製品は型番さえ同じであればどこで購入してもまったく同じものが届くので安心して購入できます。
たまに近くの量販店の店内で、モデルチェンジ前の型落ち製品が大量に積まれ安く販売されていることがあります。
その製品をネットで最安値を検索してみると量販店の店頭価格の方が安いこともあります。
そのときは即決して購入しましょう
安く買う方法は、値下げ交渉術がどうの……とか、どこの家電量販が安いか……というよりも、モデルチェンジ前の在庫がある時期に型落ち製品を購入するのが一番安く買えます。
家電製品のサイズを確認する
あと購入するにあたって注意しなければならないことは、大物家電を購入するときです。
自宅の設置スペースのサイズを測らずに購入すると、いざ自宅に搬入されたとき大きすぎて入らない……という問題が発生してきます。
量販店は広く天井も高いので、量販店店内でみると小さく見えますが、家に搬入されるとそのデカさにビックリすることがあります。
面倒くさがらずに設置スペースにサイズを測っておきましょう。
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