新築を検討する際モデルルームを見に行くと、玄関吹き抜けがある家はとてもゴージャス感があり、我が家で新築する際には是非とも玄関吹き抜けを取り入れたい……と心をときめかせる方が多いかと思います。
玄関の吹き抜けって憧れますよね。
家に入った瞬間に、明るく開放感がありとてもゴージャスな気持ちにさせてくれます。
しかし玄関吹き抜けにもメリット・デメリットがあります。
実際住んでみたとき、玄関吹き抜けがどれくらいの重要性があるかを検証してみましょう。
玄関吹き抜けのメリット
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- ２階部分の窓から差し込む日光により明るくなる
- 開放感が得られる
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玄関吹き抜けのデメリット
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- ２階部分の部屋として使えるスペースが少なくなる
- 吹き抜け２階部分の窓や照明器具の掃除がしにくい
- 冬場は寒さを感じる
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……などです。
居住スペースにゆとりがあって階段などとあわせて吹き抜けのある間取りを構築すれば玄関の吹き抜けはゴージャス感があっていいのかもしれませんが、そんなに広くもない玄関をただ吹き抜けにするのはあまりおすすめしません。
狭い玄関の上を吹き抜けにしたところで、吹き抜けが壁に囲まれて意味のないものになってしまうからです。
標準的な坪数の家で玄関吹き抜けのある間取りをした方が実際住んでみた感想で多いものをあげてみます。
吹き抜けのある家づくりで失敗した例
- ２階部分の居住スペースを広くとったほうが良かった
- 玄関にいる時間は一瞬なのでそこをゴージャスにするよりも、もっと滞在時間の長いリビングを充実すれば良かった
- 狭い玄関の上を吹き抜けにしたってそれほど開放感やゴージャス感は得られなかった。階段スペースと合わせた吹き抜けにしたりもっとやりようがあったのでは……と後悔している。
- 玄関は家の顔になるしお客様がきたとき優越感が得られると思って吹き抜けにしたけど、毎日来るわけでもないお客様のために玄関を充実させてもあまり意味がなかった
吹き抜けのある間取りを作りたかったら間取り作成のプロに相談したほうが良いでしょう。
なぜならば、間取り図は平面ではイメージしやすいですが、縦の空間イメージはなかなかできないものです。間取り作成のプロなら縦の空間や光の取り込み具合などまで考慮して作成することができます。
しかし小さな工務店に依頼する場合、あまり意味のない吹き抜けでも何も教えてくれず、自分の要望どおりそのまま施工されてしまうことがありますので要注意です。
間取り作成に失敗したくないなら、専門の機関持ち家計画に相談することから始めてみることをおすすめします。
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